Taniguchi Staff Interview 『お弁当を食べながら』Vol.28

株式会社谷口で働くスタッフのホンネを探るインタビューシリーズ。第28回は、西淀川営業所で配送スタッフとして活躍するTさん（女性／入社4年半）にお話を聞きました。

■今日のお弁当は何ですか？谷口給食で好きなメニューは？

今日のメインはチキンカツです。毎日、お昼にお弁当があるのはすごく助かっています。作ったり、買ったりする手間が省けるし、しっかり食べられますからね。好きなメニューはチキン南蛮！タルタルソースがとても美味しくて、タルタルの日はお弁当の注文数が増えるんですよ。

■谷口で働き始めたきっかけは？

前職では大手運輸会社の配送をしていました。台車を使い、三宮エリアを回りながらオフィスや家庭に荷物を届ける仕事です。１０年ほど勤めましたが、いろいろあって退職。また配送の仕事を探していて谷口の求人を見つけました。

■実際に仕事をしてみてどうでしたか？

配送は長くやってきたものの、お弁当となるとやはり勝手が全然違いましたね。荷物と違い、お弁当を運ぶ時は傾けてはダメだし、ポンッと置いたりもできない。衛生面はもちろん、納品時のセッティングなどへの気配りも大切です。お箸を雑に置いてしまって注意されたこともありました。お弁当箱も備品も美しく整っていたほうが、お客さまに気持ちよく食事していただけますよね。食べ物を扱う仕事ならではの繊細な部分を実感しました。

■嬉しいと感じること、やりがいは何ですか？

お客さまから、「ご苦労さま」「ありがとう」「美味しかったで！」など、声をかけていただくのが嬉しく、やりがいになっています。私は人と接するのが好きなので、回収時などはついお客さまとの雑談が盛り上がり、時間を忘れそうになることも(笑)。今はコロナの関係で会話もなるべく控えているから、ちょっと寂しく感じています。

■失敗談はありますか？

配達中にお弁当が数食足りなくなり、拠点長が調達して駆けつけてくれたことがありました。よかった、ギリギリ間に合う！と車に積んで出発したとたん、お弁当がひっくり返って…アウト。焦って不安定な置き方をしたんです。もう、土下座ものですよ。せっかく奔走してくれたのに申し訳なくて、半泣きでした。

でも、拠点長は怒りもせず、再びお弁当の手配をしてくれ、時間には遅れましたが、お客さまにお届けすることができました。それからも、何度も窮地を救ってもらっています。ホント、頭が上がりません(笑)。

■今のライフスタイルはどうですか？

朝から夕方までの勤務なので、夜や休日は好きな映画やテレビを見て過ごすことが多いですね。

若い頃から配達の仕事をしてきたのは、外に出て働くのが好きだから。仕事のおかげで体が鍛えられ、フットワークも軽いですよ。同年代の友達と出かけた時なんか、気づくと一人で先へ行っていて、「歩くの早すぎ！」と笑われます。最近は若い頃に比べたら仕事がキツイと感じることも多少出てきましたが、まだまだがんばります。

■西淀川営業所について教えてください。

スタッフは約１０名。女性のほうがちょっと多いかな。明るい雰囲気の職場です。先ほども話に出た拠点長は、小さなことから大きなことまで対応し、解決してくれます。すごいと思うのは、しんどいことや面倒な作業など、みんなが避けたがることを率先してやってしまうところ。世間には上の立場になると自分は動かなる人ってよくいるじゃないですか。そういうのが全くなく、いつも自分が一番に動く。私よりだいぶ若いですが、「この人に役に立ちたい」と思える上司です。

現在、入社から４年半。今はいくつかのコースの補欠的なポジションで、休みのスタッフの替わりに入ったり、時には神戸営業所のサポートに行ったりしています。これからも、人手が必要なところを臨機応変にバックアップすることで、自分なりにみんなを支えていけたら嬉しいですね。

■配送の仕事に興味がある方にメッセージを！

数ヶ月前に新人さんが何人か入り、私も研修を担当しました。配送が初めてだと、初日はみんな「こんなの重くて持てませ～ん」「道が覚えられませ～ん」「ムリです～」と言います（笑)。でも、できなくて当たり前。やっていくうちに慣れます。できるようになります！

私も最初は不安でしたが、ついてくれた先輩がめっちゃいい方で、前向きになれました。研修は丁寧だし、できるかどうか見極めてからムリなく進めてくれるから大丈夫。周りも助けてくれます。私が教えた新人さんたちも今ではひとり立ちして、楽しそうに働いています。ね、できたでしょ？って(笑)。

また、都合に合わせて休みが取りやすいのも、谷口のよいところ。予定がわかった時点で伝えれば、できる限りの調整をしてくれます。プライベートを大切にしたい方、お子さんがいる方も安心して働けますよ！