Taniguchi Staff Interview 『お弁当を食べながら』Vol.8

株式会社谷口で働くスタッフのホンネを探るインタビューシリーズ。第8回は、加古川営業所で配送スタッフとして活躍するIさん（女性／入社8年）にお話を聞きました。

■今日のお弁当は何ですか？谷口給食で好きなメニューは何ですか？

今日は麺類で「ぶっかけうどん 鶏天つき」と、副菜いろいろ。谷口のお弁当メニューはだいたい好きですね。みんな量が多いと言いますが、私は完食できます（笑）。

■谷口で働き始めたきっかけは？

谷口で働く前は工場やガソリンスタンドなど、いろいろな仕事を経験しました。配送スタッフに応募した一番の理由は、時給がよかったから。車の運転や体を動かすことに抵抗はなかったので、ちょっとやってみようと思ったんです。これが意外に気に入ってしまって、もう勤続８年。２年前にパートから社員になりました。

■実際に仕事を始めてみてどうでしたか？

最初の数日は体のあちこちが筋肉痛に…。さらに、あるお客様のオフィスはビルの１階から７階まで入っていて、階段の昇り降りで足首が痛くなってしまって。でも、厚底でクッション性の高い靴に変えたら平気になりました。靴は大事です！

ひとりで配達を始めてみると、コースは把握していても「事故渋滞してる…」「間に合わない!」と焦ることも。でも、何かあれば近くのコースの先輩がサポートしてくれるし、だんだん迂回路などもわかるようになり、落ち着いて対処できるようになりました。今では道をすぐ覚えられるのがちょっとした特技です。

帰り道、時間に余裕がある時は、「そういえば、あの道を通ってみよう」と道を開拓することもあります。いろいろなルートの道路事情を把握しておけば、いざという時に役立つので。通い慣れたエリアでも、新しい道を走り、今まで知らなかった景色やお店など新しい発見をしていくのは楽しいものです。

■仕事をする中で嬉しいと感じること、やりがいは何ですか？

毎日顔を合わせるお客さまからの「お疲れさま」「今日も美味しかったよ」という言葉を聞くと、いつも元気になれます。以前、午後の回収に行ったら、お弁当箱に「いつもありがとう」と貼り紙がしてあった時はすごく嬉しかったですね。実は人と接するのはあまり得意ではなかったのですが、谷口のお客さまとのコミュニケーションは私のやりがいになっています。

配送は一見単純なようで、日々変化のある仕事です。ルートやお客様先は決まっていても、毎日、お弁当の個数が増減しますし、道も渋滞や工事などの状況に応じて変えなければなりません。自分で考え、工夫するのがこの仕事の面白さ。そして、お客さまがお弁当を楽しみに待っていると思うとがんばれる。無事に配り終えた時はほっとすると同時に大きな達成感があります。

■加古川営業所について教えてください。

加古川営業所は最も大きな配送拠点で、30名以上のスタッフが働いています。年齢層は20代、30代が多く、女性が中心となってがんばっていますよ。

拠点長は30代の男性。社内で最も若い拠点長ながら、大きな営業所をしっかりとまとめています。年齢もバックグラウンドもさまざまなスタッフがいますが、誰に対しても臨機応変に上手く対応できるのがすごいなぁと。以前は、この営業所はもっと個人主義というか、ちょっとドライな雰囲気がありました。でも、今は「みんなで協力し合おう」という仲間意識が生まれ、人間関係も温かくなったような気がします。これも拠点長のおかげかもしれません。

■これからどんな風に働いていきたいですか？

私は谷口が大好きです。理由はうまく言えないのですが、やりがいある仕事、明るい同僚、みんなをまとめてくれる上司、オーラを放つ社長、美味しいお弁当‥‥みんなひっくるめて、「谷口LOVE」なんです。

これからもしばらくは配送をがんばりたりたいですが、体力的にキツくなってきたら社内工場で製造に携わるという道もあるかな。お弁当をつくる仕事なら、年を取ってもできますから。もう“永久就職”で、定年まで谷口で働き続ける覚悟です（笑）。

■配送の仕事に興味がある方にメッセージを！

配送に出たら、ひとりで行動できる。それがこの仕事の魅力であり、メリットです。ひとりは気楽だし、人に気を遣うストレスがありません。勤務中ではあるけど、“自分の時間”だと感じられるんです。

でも、ひとりぼっちではないですよ。仕事を終えて営業所に帰れば、同僚がたくさんいて、その日あったことを話したり、仲の良い人と飲みに行ったりできます。だから、「自分のペースで働きたいけど、人とのつながりも大切にしたい」という方にはぴったりですね。

あと、この仕事をしていると老けない気がします！日々、若い同僚やたくさんのお客様と関わり、カラダをしっかり動かし、たくさんの笑顔に囲まれている。だから心身ともに若くいられるのかもしれません。とにかくみんな元気です。こんな私たちと一緒に働いてくれる方、お待ちしています。