Taniguchi Staff Interview 『お弁当を食べながら』Vol.21

株式会社谷口で働くスタッフのホンネを探るインタビューシリーズ。第21回は、たつの営業所で配送スタッフとして活躍するTさん（女性／入社５年）にお話を聞きました。

■今日のお弁当は何ですか？好きなメニューは？

今日は「直火焼きハンバーグ　とろーり卵添え」。谷口のお弁当はなんでも美味しいですが、例えば、甘辛く煮つけた魚が好きかな。「キャベツのゆかり和え」も地味にお気に入り。ご飯も美味しいのでついガッツリいきたくなるけど…食べすぎないようにしています（笑）

■谷口で働き始めたきっかけは？

以前は遅い時間に働いていて、だんだん体もしんどくなって「転職しよう」と。谷口を選んだのは、配送は前に経験があり、４ｔトラックでのルート配送なんかもやっていたから。自分に向いていると思ったし、営業所まで近いことや勤務時間も希望に合っていました。

■実際に仕事をしてみてどうでしたか？

配送のことはだいたいわかっていたものの、谷口ではお弁当の数を計算したり、お弁当を運んで納品したり、最初は体力的にもしんどかったですよ。でも、ちょうど「カラダを動かしたい」「体力をつけたい」と思ってたから、この仕事は一石二鳥！実際、続けているうちに自然と体が動くようになり、体調も良くなりました。

■嬉しいと感じること、やりがいは何ですか？

配送の仕事の一番の魅力は、“人と出会えること”。職業も年代も本当にさまざまなお客さまと知り合えます。おじいちゃん、おばあちゃん世代の方とおしゃべりしたり、漁師さんに「こっちでご飯食べてきー」って声をかけてもらったり、そういうのがすごく楽しいんですよね。私は入社からずっと同じエリアを担当していることもあり、皆さんよくしてくれますし、可愛がっていただいています。

■仕事の中で大変なことはありますか？

常に心がけていることは「安全運転」。これが一番大切です。そのうえで、時間に遅れないようにいろいろ考えながら走るのですが、時には不可抗力のハプニングも！例えば、お客さま先の鉄工所で、敷地内でトレーラーに道をふさがれて立往生したことがあります。あの時は焦りました。でもそういうことはたまになので安心してください。今日の配達も何ごともなく順調にいきました。

お客さまは優しい方が大半ですが、中には気難しい方や変わった方もいます。でも、それをネガティブに捉えずに、世の中にはいろんな人がいるんだなって面白がるほうがいいと思うんです。人を知り、社会を知るって、勉強になりますよね。私も仕事の中でいろいろなことを学んでいると感じます。

■今のライフスタイルについてはどうですか？

メリハリある生活に満足していますよ。週5日、朝9時から16時までの勤務で夕方には家に帰れます。息子たちは二人とも成人しており離れて暮らしているので、仕事を一緒懸命やって、自分の時間を満喫する生活。休日はドライブデートを楽しんだりしてリフレッシュしています。

■たつの営業所の雰囲気はどうですか？

たつの営業所のスタッフは優しい人ばかりで、とても働きやすいですよ。30代や40代を中心に、息子たちと同じぐらいの20代の若手もいて、刺激になります。みんなといろいろな話をすることはもちろん、今は自粛していますが、たまに食事や飲みに行ったり、つかず離れずのちょうどよい感じのつきあいです。

拠点長は私より若い女性ですが、現場経験の長いベテランでとにかく頼りになる！性格もバックグラウンドもさまざまなスタッフ一人ひとりのことをよく把握し、上手に対応してくれます。

■配送の仕事に興味がある方にメッセージを！

人と接するのが得意な方、明るい方は、この仕事に向いていると思います。でも、私はむしろ「人づきあいは得意じゃない」「自分は内気」という方にこそ、ぜひやってみて欲しいです。私も人見知りなほうでした。ところが、仕事ではそんなこと言ってられない、と頑張っているうちに、人との関わりを楽しめるようになっていました。

どんな仕事でも、始めたばかりの頃は誰でもしんどいですよね。でも、短期間で辞めてしまう人を見ると、もったいないと感じます。私もそうでしたが、ちょっとしんどい部分を乗り越えたら、何かが違ってくるし、楽しくなる。一人で気軽に働ける部分と仲間とのコミュニケーション、ふたつの良さがある仕事だと実感できる。だから谷口では何年も働いているスタッフが多いし、中には「それまでの仕事は続かなかったけど、谷口では長い」という人もいるんでしょうね。

最初は不安でも、たつの営業所のみんながちゃんと見ていてサポートしてくれます。新人さんに仕事を教えるのは先輩たちがしっかりとやってくれるので、私としては気持ちの面でのケアなどをそっとできればと、密かに思っていたりします。“年の功”でわかることも増えたから、そこは頼りにしてもらいたいです（笑）