Taniguchi Staff Interview 『お弁当を食べながら』Vol.20

株式会社谷口で働くスタッフのホンネを探るインタビューシリーズ。第20回は、尼崎営業所で配送スタッフとして活躍するHさん（女性／入社4年）にお話を聞きました。

■今日のお弁当は何ですか？谷口給食で好きなメニューは？

今日はアジフライと韓国風チャプチェです。いろいろなメニューの中でもやはり揚げ物系はお客さまに人気がありますね。タルタルソースが美味しいと好評で、タルタルソースの日は注文数が増えるんですよ。

■谷口で働き始めたきっかけは？

配送スタッフの仕事を始めたのはちょうど4年前。それまでは家でたまに内職をする程度で、ほぼ専業主婦でした。ずっと息子の野球をサポートで忙しい“野球母”だったんです。小学校から高校までガッツリと野球中心の生活を支えてきましたが、大学に入ったところでひと段落したので仕事を始めることにしました。

谷口で働こうと思ったのは、まず「一人でできる仕事」というのが大きなポイントでした。オフィスワークなどでいろんな人間関係やしがらみがあるのは面倒かなと（笑）。もともと運転は好きだし、営業所は家から自転車で10分ぐらいの距離。近くの大型のスーパーに仕事帰りに寄れるのも便利だなと思いました。

■実際に仕事をしてみてどうでしたか？

最初はやはり覚えることが多くて大変でしたね。慣れるまではムダな動きが多かったし、いろいろ気疲れもしました。でも、「早く一人でコースを回れるようになりたい」という気持ちで研修には前向きに取り組めました。

■仕事をしていて嬉しいと感じること、やりがいは何ですか？

いったん営業所を出たら、自分の決めた段取りで進められる仕事です。何事もなく時間内に配送ができた時も、トラブルにうまく対応できた時も、日々やりがいを感じられます。お客さまからの「今日も元気だね」「気をつけて」といった言葉も励みに。それと、「領収書の字がすごくキレイだね！」「運転上手いね」などと褒めてもらうと、そういう所にも気づいてくれたことがすごく嬉しかったりします（笑）。

この仕事は一度慣れると、毎日同じコースを回るだけに単調になる面はあります。だからこそ、手を抜かず真面目に取り組み続けることが大切。お客さまとの信頼関係が築けていれば、トラブルで遅れるような時でも、すぐクレームを入れたりせず安心して私を待っていてくれる。営業の方が苦労して取ってきた契約なので、配送としてできる限りの対応をしてお得意様を増やしたいという思いでやっています。

■大変なこと、苦労する点は何ですか？

配送で大変なのはまず、渋滞ですね。また、雨の日はお弁当が濡れないように気を遣います。季節で言うとやはり暑い時期が一番キツイです。お弁当を出すのにドアを何度も開けるからエアコン全然効かなくて。ジムなんか通わなくても、たっぷり汗を流せますよ（笑）。私は敢えて7月から仕事を始めました。もし夏を乗り切れたら、この仕事を続けていけるだろうと思って。今、4度目の夏を迎えてがんばっています。

また、運転中に意識しているのは“谷口の看板を背負っている”ということ。車体に社名は入っていませんが、地元の方々は「赤いポロシャツ＝谷口」だとわかる方も多いはず。だから、いくら急いでいてもマナーを守って安全運転！いつ誰に見られても、よい意味での“宣伝”になるよう心がけています。

■尼崎営業所はどんな雰囲気ですか？

明るい雰囲気の職場で定着率も良いですよ。午後の回収からみんなが戻ったら、片付けをしつつ、配送中の出来事から芸能人のゴシップまでいろいろな話をします。そして、仕事が終わったらパっと解散。私もすぐ職場を出て、スーパーに寄って帰ります。

また、拠点長はすごく優しくて、「こんな温厚な人がいるのか！？」という人柄なんですよ。以前、私が配送中にお弁当の数が合わなくなり、営業所から遠いコースのため他のスタッフとの調整が難しいこともあってパニックに。拠点長に電話したら、すごくおっとりした調子で「大丈夫よ～」って（笑）。それで我に返り、落ち着いて指示を受けることができました。包容力のある拠点長のおかげで、みんな安心して配送に出られます。

■配送の仕事に興味がある方にメッセージを！

谷口は子育てしながらでも働きやすい職場です。お子さんが小さい方の場合は、急な病気や緊急の呼び出しも考慮し、営業所から近いコースを任せるなどちゃんと配慮してくれます。ちなみに、私は子どもが大きいこともあって最初から遠いコースの担当。一時期は他のコースも覚えたものの、なかなかこのコースを他のスタッフに引き継ぐタイミングがなく、もはや“コースの主”となっています（笑）。

もし、この仕事が少しでも気になったら、まずは気軽に応募してみて欲しいです。営業所の雰囲気もぜひ覗きに来てください。試しにやってみてから決めても大丈夫。案ずるより産むが易し、ですよ！